상품정보 No. 발행일 BTW18-219 2019 년 3 월 28 일 발매안내 EX 필드버스기기 EX245 최신 PROFINET 대응 SI 유니트발매안내 필드버스기기 EX245 시리즈최신 PROFINET 대응 SI 유니트의발매를안내합니다. 상세내용은하기참조하십시오. 1. 발매일 : SI 유니트단품 : 2019 년 3 월 29 일매니폴드베이스일체형 : 2019 년 6 월상순예정주 ) 주 ) 발매일이명확해지면상품정보를갱신합니다. 2. 특징 : 다점입출력대응 EX245 시리즈 1) PROFINET 대응필드버스시스템제품 1. 광통신대응 SI 유니트 ( 푸쉬 / 풀커넥터대응 ) 제품 2. 동통신대응 SI 유니트 ( 푸쉬 / 풀커넥터대응 ) 제품 3. 동통신대응 SI 유니트 (M12 커넥터대응 ) 2) PROFINET(V2.3) 신기능대응 a) PROFIenergy b) Shard Device c) NET load ClassⅢ d) MRPD 3) WEB 서버기능 4) 펌웨어업기능 5) 밸브 / 입출력점수 a) 솔레노이드밸브 : 최대 32 점 b) 디지털입력 : 최대 128 점 c) 디지털출력 : 최대 64 점 6) 매니폴드일체형적용전자밸브 : a) SY3000/5000 b) JSY3000/5000 c) VQC2000/4000 3. 사양 4. 외형치수도 : 첨부자료를참조해주십시오. 5. 형식표시 : SI 유니트제품1 제품2 제품3 광통신대응 SI 유니트 ( 푸쉬 / 풀커넥터대응 ) 동통신대응 SI 유니트 ( 푸쉬 / 풀커넥터대응 ) 동통신대응 SI 유니트 (M12 커넥터대응 ) EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A 6. 해외규격 : CE UL(cUL) CSA(cUL) CCC 취득계획선언완료대상외주의 ) 자기선언서는홈페이지의 인증 메뉴에서다운로드가능합니다. 7. 카탈로그 : 일본내일본외 WEB 카탈로그 2019 년 5 월말예정 2019 년 7 월예정
8. 취급설명서설정파일 : 취급설명서 GSD 파일등록일자 SMC World 등록 SMC World 등록 2019 년 3 월 29 일 9. CAD : 필요시문의요망 10. 가격 : 주문시문의요망 11. 상품코드 : 1) SI 유니트단품 :1168 ( 시모쓰마공장 6 과 ) 2) 매니폴드일체형 SY 시리즈 :2104( 소카공장 4 과 ), JSY 시리즈 : 2106( 소카공장 4 과 ), VQC 시리즈 : 2094( 소카공장 4 과 ) 12. 첨부자료 : 1) 카탈로그상당데이터 2) 취급설명서
Series
1. 動 Volkswagen (VW Audi Skoda Seat) AIDA (Daimler BMW) 中国 動 メーカ ( 吉利汽 城汽 第 汽 ほか ) その他 動 メーカ マシンビルダーなど
2. EX245- EX245- SPN1 (SPR1-X165) Push Pull SCRJ( ) 2Port Push Pull (24V) 2 Port SPN1A SPR1-X161 Push Pull RJ45( ) 2Port Push Pull (24V) 1 Port - SPR1-X172 Push Pull RJ45( ) 2Port Push Pull (24V) 2 Port SPN2A SPR1-X171 M12 4-pins Socket D-coded 2Port 7/8 inch 5-pins Plug 1 Port - - M12 4-pins Socket D-coded 2Port 7/8 inch 5-pins Plug/Socket 2Port SPN3A
3 特 (1) 省スペース化 軽量化 EX245-SPN1 1000g 465g
3. 特 (2-1) PROFINET PROFIenergy 設備の省エネの為の機能で (1) / 出 / デジタル出 を OFF 機器 圧 SW SW SW 電源を遮断する の状態は (2) と同じ動作で 出 の状態を保持する (3)PROCEED
3. 特 (2-2) PROFINET Shared Device 出 IO PROFINET 出 モジュール バルブ IO 4
3. 特 (2-3) PROFINET NET Load Class PROFINET (Class ) 通信に対して 量のデータを投 し い負荷を
3. 特 (2-4) PROFINET MRPD を う機能です 較すると通信の再接続時間が 速のため 復旧時間無しに通信継続が可能となります
3. 特 (3) / 2 ( 4 ) ( ) 外付けの分岐コネクタが不要 EX245-SPN1A/2A 電源コネクタ間の渡し電流 16A EX245-SPN3A 7/8 コネクタの最 許容電流は 10A
3. 特 (4) WEB FW( ) WEB PLC が容易 FW( ) 将来のバージョンアップ対応が容易
4. 1. IP65 電源ポートおよび 出 コネクタには また バルブマニホールド 出 モジュールおよびエンドプレートの取付け 2. 出 モジュールを接続する SI OFF 3.PROFINET PI 発 する 書と使 する 4. EX245-SPN1A 5. EX245-SPN1A 1
4. マニホールド型式例
(EX245-SPN1A/2A)
(EX245-SPN3A)
EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A (W L H)mm 85 127.5 89.5 85 147.7 89.5 質量 465 g 540 g PBT 内部消費電流 US1 300 ma 200 ma (US1/US2) 電源コネクタ間渡し電流 16 A 6 A DC24 V +20% / -15% US1 DC19.2 V 最 供給電流 6 A DC24 V +20% / -15% US2 最 供給電流 4 A 電圧降下 1.2 V(DC24 V ) US1-US2 8 最 デジタル 点数 128 最 デジタル出 点数 64( バルブ 出 を除く ) 出 点数 32 DC24V,1W 以下のサージ電圧保護回路付きソレノイドバルブ 出 形式 PNP 過電流保護回路 過電流検知回路内蔵
EX245 - S PN SI PROFINET 2A 3A Push Pull AIDA 2 (SCRJ) Push Pull AIDA 2 (RJ45) M12 Socket D-coded 2 Push Pull (24V) AIDA 2 Push Pull (24V) AIDA 2 7/8 inch 5-pins
n 0 1 2 3 4 5 6 7 8 L 113.6 167.6 221.6 275.6 329.6 383.6 437.6 491.6 545.6 例 L = 54n + 113.6 8 mm
デジタル モジュール コネクタ 形式 点数 最 供給電流 短絡保護回路内蔵 電流 内部消費電流 質量
デジタル出 出 コネクタ M12(5 ) 出 形式 PNP 点数 DC24 V 0.5 A / 出 最 負荷電流 2 A / 短絡保護回路内蔵内部消費電流 (US1) 50 ma 質量 255 g CE RoHS
( 質量 ( 質量
文書 製品名称 SI ユニット型式 / シリーズ / 品番 EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A 製品名称デジタル入力モジュール型式 / シリーズ / 品番 EX245-DX1 製品名称デジタル出力モジュール型式 / シリーズ / 品番 EX245-DY1 製品名称エンドプレート型式 / シリーズ / 品番 EX245-EA2-1 EX245-EA2-2 EX245-EA2-3 EX245-EA2-4 EX245-EA2-5
目次 1. システムの概要 10 1.1. 特徴 10 1.2. システム構成 11 2. 一般仕様 12 3. 設置 13 3.1. 取り付け 13 3.2. 配線 15 4. 設定 21 4.1. コンフィグレーション 21 4.2. パラメータ 24 5. 診断 27 5.1. 入力データ上の診断 27 5.2. 光通信ケーブルのメンテナンス診断 31 6.SI ユニット 32 6.1. 製品各部の名称 32 6.2. 仕様 34 6.3. バルブ用出力データ 36 6.4.LED 表示 37 6.5. ブロック図 40 7. デジタル入力モジュール EX245-DX1 43 7.1. 製品各部の名称 43 7.2. 仕様 44 7.3. 配線 45 7.4. センサ用入力データ 45 7.5 LED 表示 46 7.6. ブロック図 47 8. デジタル出力モジュール EX245-DY1 48 8.1. 製品各部の名称 48 8.2. 仕様 49 8.3. 配線 50 8.4. 出力機器用出力データ 50 8.5.LED 表示 51 8.6. ブロック図 52 9. エンドプレート EX245-EA2-1/2/3/4/5 53 9.1. 製品各部の名称 53 9.2. 仕様 56-2 -
10. アクセサリー 57 10.1. マーカー 57 10.2.Y 型分岐コネクタ 58 10.3. 防水キャップ 60 10.4. ジョイントパック 62 11. 外観寸法 63 11.1. 入出力モジュールマニホールド寸法 63 12. トラブルシューティング 64 12.1.EX245-SPN1A/SPN2A/SPN3A 64 12.2.EX245-DX1 66 12.3.EX245-DY1 66-3 -
安全上のご注意 ここに示した注意事項は 製品を安全に正しくお使いいただき あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです これらの事項は 危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために 注意 警告 危険 の三つに区分されています いずれも安全に関する重要な内容ですから 国際規格 (ISO / IEC) 日本工業規格 (JIS) *1) およびその他の安全法規 *2) に加えて 必ず守ってください *1) ISO 4414: Pneumatic fluid power -- General rules relating to systems ISO 4413: Hydraulic fluid power -- General rules relating to systems IEC 60204-1: Safety of machinery -- Electrical equipment of machines (Part 1: General requirements) ISO 10218: Manipulating industrial robots-safety JIS B 8370: 空気圧システム通則 JIS B 8361: 油圧システム通則 JIS B 9960-1: 機械類の安全性 機械の電気装置 ( 第 1 部 : 一般要求事項 ) JIS B 8433: 産業用マニピュレーティングロボット - 安全性など *2) 労働安全衛生法など 注意 警告 危険 取扱いを誤った時に 人が傷害を負う危険が想定される時 および物的損害のみの発生が想定されるもの 取扱いを誤った時に 人が死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの 切迫した危険の状態で 回避しないと死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの 警告 1 当社製品の適合性の決定は システムの設計者または仕様を決定する人が判断してください ここに掲載されている製品は 使用される条件が多様なため そのシステムへの適合性の決定は システムの設計者または仕様を決定する人が 必要に応じて分析やテストを行ってから決定してください このシステムの所期の性能 安全性の保証は システムの適合性を決定した人の責任になります 常に最新の製品カタログや資料により 仕様の全ての内容を検討し 機器の故障の可能性についての状況を考慮してシステムを構成してください 2 当社製品は 充分な知識と経験を持った人が取扱ってください ここに掲載されている製品は 取扱いを誤ると安全性が損なわれます 機械 装置の組立てや操作 メンテナンスなどは充分な知識と経験を持った人が行ってください 3 安全を確認するまでは 機械 装置の取扱い 機器の取外しを絶対に行わないでください 1. 機械 装置の点検や整備は 被駆動物体の落下防止処置や暴走防止処置などがなされていることを確認してから行ってください 2. 製品を取外す時は 上記の安全処置がとられていることの確認を行い エネルギー源と該当する設備の電源を遮断するなど システムの安全を確保すると共に 使用機器の製品個別注意事項を参照 理解してから行ってください 3. 機械 装置を再起動する場合は 予想外の動作 誤動作が発生しても対処できるようにしてください 4 次に示すような条件や環境で使用する場合は 安全対策への格別のご配慮をいただくと共に あらかじめ当社へご相談くださるようお願い致します 1. 明記されている仕様以外の条件や環境 屋外や直射日光が当たる場所での使用 2. 原子力 鉄道 航空 宇宙機器 船舶 車両 軍用 医療機器 飲料 食料に触れる機器 燃焼装置 娯楽機器 緊急遮断回路 プレス用クラッチ ブレーキ回路 安全機器などへの使用 およびカタログの標準仕様に合わない用途の場合 3. 人や財産に大きな影響をおよぼすことが予想され 特に安全が要求される用途への使用 4. インターロック回路に使用する場合は 故障に備えて機械式の保護機能を設けるなどの 2 重インターロック方式にしてください また 定期的に点検し正常に動作していることの確認を行ってください - 4 -
安全上のご注意 注意 当社の製品は 製造業向けとして提供しています ここに掲載されている当社の製品は 主に製造業を目的とした平和利用向けに提供しています 製造業以外でのご使用を検討される場合には 当社にご相談いただき必要に応じて仕様書の取り交わし 契約などを行ってください ご不明な点などがありましたら 当社最寄りの営業拠点にお問い合わせ願います 保証および免責事項 / 適合用途の条件製品をご使用いただく際 以下の 保証および免責事項 適合用途の条件 を適用させていただきます 下記内容をご確認いただき ご承諾のうえ当社製品をご使用ください 保証および免責事項 1 当社製品についての保証期間は 使用開始から 1 年以内 もしくは納入後 1.5 年以内 いずれか早期に到達する期間です *3) また製品には 耐久回数 走行距離 交換部品などを定めているものがありますので 当社最寄りの営業拠点にご確認ください 2 保証期間中において当社の責による故障や損傷が明らかになった場合には 代替品または必要な交換品の提供を行わせていただきます なお ここでの保証は 当社製品単体の保証を意味するもので 当社製品の故障により誘発される損害は 保証の対象範囲から除外します 3 その他製品個別の保証および免責事項も参照 理解の上 ご使用ください 3) 真空パッドは 使用開始から 1 年以内の保証期間を適用できません 真空パッドは消耗部品であり 製品保証期間は納入後 1 年です ただし 保証期間内であっても 真空パッドを使用したことによる摩耗 またはゴム材質の劣化が原因の場合には 製品保証の適用範囲外となります 適合用途の条件 海外へ輸出される場合には 経済産業省が定める法令 ( 外国為替および外国貿易法 ) 手続きを必ず守ってください - 5 -
図記号の説明 図記号 図記号の意味 禁止 ( してはいけないこと ) を示します 具体的な禁止内容は 図記号の中や近くに絵や文章で指示します 指示する行為の強制 ( 必ずすること ) を示します 具体的な指示内容は 図記号の中や近くに絵や文章で指示します 取扱い者について 1 この取扱説明書は 空気圧機器を使用した機械 装置の組立 操作 保守点検するかたで これらの機器に対して十分な知識と経験をお持ちのかたを対象にしています 組立 操作 保守点検の実施は このかたに限定させていただきます 2 組立 操作 保守点検に当っては この本書をよく読んで内容を理解した上で実施してください 安全上のご注意 分解禁止濡れ手禁止禁止禁止指示指示 警告 分解 改造 ( 基板の組み替え含む ) 修理はしないことけが 故障の恐れがあります 濡れた手で操作 設定をしないこと感電の恐れがあります 仕様範囲を超えて使用しないこと引火性もしくは人体に影響のあるガス 流体には使用しないでください 仕様範囲を超えて使用すると 火災 誤動作 システム破損の原因となります 仕様を確認の上 ご使用ください 可燃性ガス 爆発性ガスの雰囲気では使用しないこと火災 爆発の恐れがあります このシステムは 防爆構造ではありません インターロック回路に使用する場合は 別系統による ( 機械式の保護機能など ) 多重のインターロックを設けること 正常に動作していることの点検を実施すること誤動作による 事故の恐れがあります 保守点検をするときは 供給電源をオフにすること 供給しているエアを止めて 配管中の圧縮空気を排気し 大気開放状態を確認してから実施することけがの恐れがあります - 6 -
指示 指示 注意 ユニット取扱い時や組付け時 / 交換時には 下記の項目に注意すること ユニット取扱い時 ユニット接続用コネクタ プラグの金属鋭利部に触れないでください ユニットを分解するとき 手をぶつけないでください ユニット結合部はパッキンで固く結合されています ユニットを結合するとき ユニットの間に指を挟まないでください けがの恐れがあります 保守点検完了後に適正な機能検査を実施すること正常に機器が動作しないなどの異常の場合は 運転を停止してください 意図しない誤動作により 安全が確保できなくなる可能性があります シリアルシステムの耐ノイズ性を向上するために 接地を施すこと接地はできるだけ専用接地としてユニットの近くにし 接地の距離を短くしてください アース線を接続する 取扱い上のお願い シリアルシステムの選定 取扱いにあたって 下記内容を守ってください 選定に関して ( 以下の取扱いに関する取り付け 配線 使用環境 調整 使用 保守点検の内容も守ってください ) * 製品仕様などに関して 規定の電圧でご使用してください 規定以外の電圧で使用すると 故障 誤動作の恐れがあります 保守スペースを確保してください 保守点検に必要なスペースを考慮した設計をしてください 銘板を取外さないでください 保守点検時の誤りや取扱説明書の誤使用により 故障 誤動作の恐れがあります また 安全規格不適合の恐れがあります 電源投入時の突入電流に注意してください 接続される負荷によっては 初期充電電流により過電流保護機能がはたらき ユニットが誤動作する可能性があります - 7 -
取扱いに関して * 取り付け 落としたり 打ち当てたり 過度の衝撃を加えないでください 製品が破損し誤動作する可能性があります 締め付けトルクを守ってください 締め付けトルク範囲を超えて締め付けると ねじを破損する可能性があります 指定の締め付けトルクと異なるトルクで締め付けた場合 IP65 が達成されません 大型のバルブマニホールドが取り付いた場合 持ち運ぶ際には接続部に応力がかからないように持ち上げてください ユニットとの接続部が破損する可能性があります またユニットの組み合わせによっては非常に重くなる場合もありますので 複数の作業者にて運搬 / 設置作業を行ってください 製品は足場になる個所には取り付けないでください 誤って乗ったり 足を掛けたりしたことにより過大な荷重が加わると 破損することがあります * 配線 ( コネクタの抜き差し含む ) ケーブルに繰返しの曲げや引っ張り 重い物を載せたり 力が加わったりしないようにしてください ケーブルに繰返しの曲げや引っ張り 重い物を載せたり 力が加わったりしないようにしてください 誤配線をしないでください 誤配線の内容によっては SI ユニットや入力 / 出力モジュールの誤動作 破壊の可能性があります 配線作業を通電中に行わないでください SI ユニットや入力 / 出力モジュールが破損したり 誤動作したりする可能性があります 動力線や高圧線と同一配線経路で使用はしないでください 動力線 高圧線からの信号ラインのノイズ サージの混入により誤動作の恐れがあります SI ユニットや入力 / 出力モジュールの配線と動力線 高圧線は 別配線 ( 別配管 ) にしてください 配線の絶縁性を確認してください 絶縁不良 ( 他の回路と混触 端子間の絶縁不良など ) があると SI ユニットや入力 / 出力モジュールへの過大な電圧の印加または電流の流れ込みにより SI ユニットや入力 / 出力モジュールが破壊する可能性があります フィールドバスを機器 装置に組込む場合は ノイズフィルタなどを設置し十分なノイズ対策を実施してください ノイズの混入により 誤動作の恐れがあります * 使用環境 保護構造により 使用環境を考慮してください 保護構造が IP65 の場合 下記条件が実施されることで達成できます 1EX245-SPN1A/EX245-SPN2A および / または入出力モジュールは プッシュプルコネクタ付きの電源 / フィールドバスケーブルおよび M12 コネクタ付きの I/O デバイスケーブルと正しく接続されている EX245-SPN3A および / または入出力モジュールは 7/8 インチコネクタ付きの電源ケーブル M12 コネクタ付きのフィールドバスケーブル および M12 コネクタ付きの I/O デバイスケーブルに正しく接続されている. 2 各ユニットとバルブマニホールドは適正な取り付けを行う 3 未使用のコネクタには 防水キャップを必ず取り付ける なお 常時水の掛かる環境での使用は カバーなどで対策してください それ以外の場合 水や水蒸気の雰囲気または付着する場所では使用しないでください 故障 誤動作などが発生する可能性があります 油分 薬品環境下では 使用しないでください クーラント液や洗浄液など 種々の油並びに薬品の環境下でのご使用については 短期間でもユニットが悪影響 ( 故障 誤動作など ) を受ける場合があります 腐食性のあるガス 液体がかかる環境下には使用しないでください 製品が破損し誤動作する可能性があります サージ発生源がある場所では使用しないでください ユニット周辺に 大きなサージを発生させる装置機器 ( 電磁式リフター 高周波誘導炉 溶接機 モータなど ) がある場合 ユニット内部回路素子の劣化または破壊を招く恐れがありますので 発生源のサージ対策を考慮頂くと共にラインの混触を避けてください - 8 -
リレー バルブ ランプなどサージ電圧を発生する負荷を直接駆動する場合の負荷には サージ吸収素子内蔵タイプの製品をご使用ください サージ電圧が発生する負荷を直接駆動すると 製品破損の恐れがあります CE マーキングにおける 雷サージに対する耐性は有していませんので 装置側で雷サージ対策を実施してください 製品内部に 粉塵 配線クズなどの異物が入らないようにしてください 製品は 過度な振動 衝撃のない場所に取り付けてください 故障 誤動作の原因となります 温度サイクルが掛かる環境下では 使用しないでください 通常の気温変化以外の温度サイクルが掛かるような場合は 製品内部に悪影響を及ぼす可能性があります 直射日光の当たる場所では使用しないでください 直射日光が当たる場合は 日光を遮断してください 故障 誤動作の原因となります 周囲温度範囲を守って使用してください 誤動作の原因となります 周囲の熱源による 輻射熱を受ける場所での使用はしないでください 動作不良の原因となります * 調整 使用 ご使用状況に合せた 適切な設定を行ってください 不適切な設定になっていますと 動作不良の原因となります 各設定の詳細については SI ユニットの取扱説明書を参照してください プログラミングおよびアドレスに関する詳細内容は IO コントローラメーカのマニュアルなどを参照してください プロトコルに関するプログラミングの内容は ご使用の IO コントローラメーカにての対応となります * 保守点検 保守点検は 供給電源をオフにし 供給エアを止め 配管中の圧縮空気を排気して大気開放状態を確認してから行ってください システム構成機器の 意図しない誤動作の可能性があります 保守点検を定期的に実施してください 機器 装置の誤動作により 意図しないシステム構成機器の誤動作の可能性があります 保守点検完了後に 適正な機能検査を実施してください 正常に機器が動作しないなどの異常の場合は 運転を停止してください システム構成機器の 意図しない誤動作の可能性があります 各製品の清掃は ベンジンやシンナなどを使用しないでください 表面に傷が付いたり 表示が消えたりする恐れがあります 柔らかい布で拭き取ってください 汚れがひどい時は 水で薄めた中性洗剤に浸した布をよく絞ってから汚れを拭き取り 乾いた布で再度拭き取ってください - 9 -
1. システムの概要 1.1. 特徴 SI ユニット 本 SI ユニットは SMC 空気圧バルブマニホールドを制御するための PROFINET IO フィールド デバイスです EX245 シリーズ専用の入出力モジュールを接続することにより デジタル入出力データを制御できます SI ユニットは下記の特長があります 保護構造 IP65 2 つの電源接続と 2 つの PROFINET IO 接続 EX245-SPN1A: プッシュプルコネクタ (24 V) 2 プッシュプルコネクタ (SCRJ) 2 EX245-SPN2A: プッシュプルコネクタ (24 V) 2 プッシュプルコネクタ (RJ45) 2 EX245-SPN3A:7/8 インチ (5 ピン ) コネクタ 2 M12(4 ピン, ソケット,D コード ) コネクタ 2 バルブ用出力最大 32 点 デジタル入力最大 128 点 デジタル出力最大 64 点 ( バルブ出力を除く ) 最大 8 入出力モジュール 高速立ち上げ (FSU) 機能対応 コンフォーマンスクラス C 対応 (IRT 通信スイッチ機能のみ ) MRP(Media Redundancy Protocol) MRPD(Media Redundancy for Planned Duplication) 機能対応 Shared device 機能対応 省エネモード (PROFIenergy) 対応 セキュリティレベル 1 のネットロードクラス Ⅲ 対応 Web サーバー機能対応 FW アップデート機能対応 光通信ケーブルのメンテナンス診断機能対応 (EX245-SPN1A のみ ) 各種診断と保護機能搭載 電源コネクタ間の最大渡し電流 16A(EX245-SPN1A/EX245-SPN2A) または 6A(EX245-SPN3A) 各種電源電圧の内部絶縁構造 入出力モジュールを順不動に接続可能 対応バルブマニホールド JSY シリーズ :JSY3000, JSY5000 SY シリーズ :SY3000, SY5000 VQC シリーズ :VQC2000, VQC4000 EX245 用入出力モジュール デジタル入力モジュール : EX245-DX1( デジタル入力 16 点 ) デジタル出力モジュール : EX245-DY1( デジタル出力 8 点 ) - 10 -
1.2. システム構成 No. 製品内容 1 SI ユニット フィールドバス通信とバルブの ON/OFF 出力を行います また 入出力モジュールに電源を供給します 2 デジタル入力モジュール入力機器のセンサ スイッチ出力を取り込みます 3 デジタル出力モジュールバルブ ランプ ブザーなどの出力機器を駆動します 4 エンドプレート SI ユニット または入出力モジュール用のエンドプレートです 5 バルブエア機器を駆動します 図. 1-1 システム構成 - 11 -
2. 一般仕様 定格電圧 許容瞬時停電 保護構造 適用規格 耐電圧 絶縁抵抗 周囲温度 項目 表. 2-1 EX245 シリーズ一般仕様表 DC24 V 最大 1 msec 仕様 IP65( マニホールド結合時 適切な防水コネクタで接続時 ) (IEC 60529 に準拠 ) CE マーキング RoHS 指令 EN50581:2012 AC500 V 1 分外部端子一括と FE 間 10 MΩ 以上 ( 外部端子一括と FE 間に DC500 V 印加時 使用温度範囲 :-10~50 保存温度範囲 :-20~60 使用湿度範囲 35%~85% RH( 結露なきこと ) 耐振動 10~57 Hz: 定振幅 0.75 mm p-p 57~150 Hz:49 m/s 2 XYZ 各方向 2 時間 耐衝撃 147 m/s 2 XYZ 各方向 3 回 ( 無通電 ) 使用雰囲気 腐食性ガスがなく 塵埃がないこと - 12 -
3. 設置 3.1. 取り付け 注意 部品の破損を防ぐため 締め付けは推奨トルク値を適用してください マニホールド 6 箇所をねじで取り付けてください 必要なねじは以下の通りです 1 2 M5( エンドプレート : トルク値 = 1.5 N m) 2 4 M*( バルブマニホールド : トルク値はバルブマニホールドのカタログ参照 ) 図. 3-1 取り付け 全てのマニホールドは 6 箇所 (VQC4000 の場合 5 箇所 ) をねじで取り付けてください - 13 -
3.1.1. バルブマニホールドとの接続 SI ユニットに取り付けてある 2 本のねじ ( 六角穴付ボルト対辺 2.5 mm) をバルブマニホールドに取り付けてください トルク値はバルブマニホールドのカタログを参照してください 注意 図. 3-2 バルブマニホールドとの接続 保護構造 IP65 のために 推奨トルク値で締め付けてください また 上図の場所に O リングが取り付けられていることを確認してください 3.1.2. モジュールとの接続 SI ユニット 入出力モジュール エンドプレート間は 2 つのモジュラアダプタアセンブリとジョイントアセンブリを用いて接続してください これらはジョイントパックの部品です 10.4 ジョイントパックを参照してください 1 1 ジョイントアセンブリ 2 2 モジュラアダプタアセンブリ ( 六角穴付ボルト対辺 2.5 mm 推奨トルク値 = 1.3 N m) 注意 図. 3-3 モジュールとの接続 保護構造 IP65 のために エンドプレートをモジュール端に必ず取り付けてください また モジュラアダプタアセンブリとジョイントアセンブリを各モジュール間に必ず取り付けてください 製品の破損を防ぎ 正しく固定されるように 推奨トルク値でねじを締め付けてください - 14 -
3.2. 配線 注意 SI ユニットや入出力機器が破損したり 誤動作したりする可能性がありますので 全ての電源を OFF にしてから配線作業を行ってください FE 接続用 ( 接地用 ) ケーブル PROFINET 通信用ケーブルおよび電源供給用ケーブルを接続してください EX245-SPN1A 1 M4 FE 端子 ( 接地用端子 推奨トルク値 = 0.7~0.8 N m) 2 プッシュプルコネクタ (24 V) 電源接続 (XD1) 3 プッシュプルコネクタ (24 V) 電源接続 (XD2) 4 プッシュプルコネクタ (SCRJ) PROFINET IO 接続ポート 1(XF1) 5 プッシュプルコネクタ (SCRJ) PROFINET IO 接続ポート 2(XF2) EX245-SPN2A 1 M4 FE 端子 ( 接地用端子 推奨トルク値 = 0.7~0.8 N m) 2 プッシュプルコネクタ (24 V) 電源接続 (XD1) 3 プッシュプルコネクタ (24 V) 電源接続 (XD2) 4 プッシュプルコネクタ (RJ45) PROFINET IO 接続ポート 1(XF1) ポートタイプ :MDI 5 プッシュプルコネクタ (RJ45) PROFINET IO 接続ポート 2(XF2) ポートタイプ :MDI-X 図. 3-4 FE 端子と電源 / 通信コネクタ配置 (EX245-SPN1A/SPN2A) - 15 -
EX245-SPN3A 1 M4 FE 端子 ( 接地用端子 推奨トルク値 = 0.7~0.8 N m) 2 7/8 インチ (5 ピン, プラグ ) コネクタ 電源接続 (XD1) 3 7/8 インチ (5 ピン, ソケット ) コネクタ 電源接続 (XD2) 4 M12(4 ピン, ソケット,D コード ) コネクタ PROFINET IO 接続ポート 1(XF1) ポートタイプ :MDI 5 M12(4 ピン, ソケット,D コード ) コネクタ PROFINET IO 接続ポート 1(XF2) ポートタイプ :MDI-X 図. 3-5 FE 端子と電源 / 通信コネクタ配置 (EX245-SPN3A) - 16 -
3.2.1. 電源 / 通信接続 SI ユニットは電源接続用コネクタが 2 個 (XD1/XD2) PROFINET 接続用コネクタが 2 個 (XF1/XF2) 付いています 制御 / 入力用電源 US1 とバルブ / 出力用電源 US2 は SI ユニット経由で各入出力モジュールおよびバルブに供給されます US1 電源と US2 電源は電気的に絶縁されており 独立してスイッチングが可能です 注意 電源または通信の接続を 1 ポートのみ使用する場合 保護構造 IP65 のため 使用しない電源 / 通信コネクタには防水キャップを必ず取り付けてください EX245-SPN1A の SCRJ コネクタの光線から目を保護するために 使用しない SCRJ コネクタには防水キャップを必ず取り付けてください 電源および通信ケーブルコネクタはしっかりと確実に接続してください SI ユニットや入出力モジュールの内部破損を防ぐために 各電源ラインに外付けのヒューズを挿入することを推奨します 電源コネクタ XD1/XD2 間を渡す電流は 仕様を守って使用してください EX245-SPN1A は CLASS1 レーザーを搭載しています 通信コネクタは覗き込まないでください 電源コネクタ プッシュプルコネクタ (XD1/XD2) ピン番号信号名称 1 24 V(US1) 2 0 V(US1) 3 24 V(US2) 4 0 V(US2) 5 FE 図. 3-6 EX245-SPN1A/SPN2A のプッシュプルコネクタ (24 V) のピン配置 ピン番号信号名称 1 0 V(US2) 2 0 V(US1) 3 FE 4 24 V(US1) 5 24 V(US2) 7/8 インチ (5 ピン, プラグ ) コネクタ (XD1) 7/8 インチ (5 ピン, ソケット ) コネクタ (XD2) 図. 3-7 EX245-SPN3A の 7/8 インチ (5 ピン ) コネクタのピン配置 - 17 -
PROFINET 通信コネクタ ピン番号ポート 1/ ポート 2 1 TX 送信データ 2 RX 受信データ プッシュプルコネクタ (XF1/XF2) 図. 3-8 EX245-SPN1A のプッシュプルコネクタ (SCRJ) のピン配置 プッシュプルコネクタ (XF1/XF2) ピン番号 ポート 1(XF1) ポートタイプ : MDI ポート 2(XF2) ポートタイプ : MDI-X 1 TD+ 送信データ + RD+ 受信データ + 2 TD- 送信データ - RD- 受信データ - 3 RD+ 受信データ + TD+ 送信データ + 4 - - 5 - - 6 RD- 受信データ - TD- 送信データ - 7 - - 8 - - 図. 3-9 EX245-SPN2A のプッシュプルコネクタ (RJ45) のピン配置 M12(4 ピン, ソケット,D コード ) コネクタ (XF1/XF2) ピン番号 ポート 1(XF1) ポートタイプ : MDI ポート 2(XF2) ポートタイプ : MDI-X 1 TD+ 送信データ + RD+ 受信データ + 2 RD+ 受信データ + TD+ 送信データ + 3 TD- 送信データ - RD- 受信データ - 4 RD- 受信データ - TD- 送信データ - 図. 3-10 EX245-SPN3A の M12(4 ピン, ソケット,D コード ) コネクタのピン配置 - 18 -
注記 EX245-SPN2A/EX245-SPN3A を使用で オートネゴシエーション機能を使わない場合 正しいネットワークケーブルを選択する必要があります 図. 3-11 3-12 を参照してください オートネゴシエーション機能を使用しているときは オートクロスオーバー機能を利用できます オートクロスオーバー機能を用いると 送受信線の入れ替えを自動的に行うことができます この機能が有効のときは ポートタイプ MDI/MDI-X 間でパッチケーブルとクロスオーバーケーブルを適切に選定する必要がなくなります 高速立ち上げ (FSU) 機能を使用する場合は オートクロスオーバー機能を無効にする必要があります 下記の図. 3-11 では 2 種類のケーブル配線を示しています パッチケーブル MDI ピン番号ピン番号 RJ45 M12 RJ45 M12 MDI-X TD+ 送信データ + 1 1 1 1 RD+ 受信データ + RD+ 受信データ + 3 2 3 2 TD+ 送信データ + TD- 送信データ- 2 3 2 3 RD- 受信データ + RD- 受信データ- 6 4 6 4 TD- 送信データ- クロスオーバーケーブル MDI ピン番号ピン番号 RJ45 M12 RJ45 M12 MDI TD+ 送信データ + 1 1 1 1 TD+ 送信データ + RD+ 受信データ + 3 2 3 2 RD+ 受信データ + TD- 送信データ- 2 3 2 3 TD- 送信データ- RD- 受信データ- 6 4 6 4 RD- 受信データ + クロスオーバーケーブル MDI-X ピン番号ピン番号 RJ45 M12 RJ45 M12 MDI-X RD+ 受信データ + 1 1 1 1 RD+ 受信データ + TD+ 送信データ + 3 2 3 2 TD+ 送信データ + RD- 受信データ- 2 3 2 3 RD- 受信データ- TD- 送信データ 6 4 6 4 TD- 送信データ 図. 3-11 パッチケーブルとクロスオーバーケーブル詳細 - 19 -
接続例 ケース 1 IO コントローラまたはスイッチ オートネゴシエーション機能 OFF EX245-SPN2A/SPN3A 高速立ち上げ (FSU) 機能 ON オートネゴシエーション機能 OFF EX245-SPN2A/SPN3A 高速立ち上げ (FSU) 機能 ON オートネゴシエーション機能 OFF ポート * MDI ポート # MDI-X ポート 1 MDI ポート 2 MDI-X ポート 1 MDI ポート 2 MDI-X パッチケーブル パッチケーブル 次のデバイスのポート設定に対応したケーブル ケース 2 IO コントローラまたはスイッチ オートネゴシエーション機能 OFF EX245-SPN2A/SPN3A 高速立ち上げ (FSU) 機能 ON オートネゴシエーション機能 OFF EX245-SPN2A/SPN3A 高速立ち上げ (FSU) 機能 ON オートネゴシエーション機能 OFF ポート * MDI ポート # MDI-X ポート 1 MDI ポート 2 MDI-X ポート 1 MDI ポート 2 MDI-X 次のデバイスのポート設定に対応したケーブル クロスオーバーケーブル クロスオーバーケーブル 図. 3-12 オートネゴシエーション機能 OFF 時の接続例 3.2.2. FE 端子 電波障害を避けるために SI ユニットを FE( 機能接地 ) に接続する必要があります FE 端子と 2 つの電源コネクタ (XD1/XD2) の FE ピンは内部で接続されています この 3 箇所の FE のうち少なくとも 1 つを接地してください また FE ケーブルはできるだけ短く太くしてください 電源ケーブルを短くするのが難しい場合は FE 端子ねじを用いて接地することを推奨します 3.2.3. 入力機器 / 出力機器との接続 各モジュールの配線方法は 以下の節を参照してください EX245-DX1:7.3 配線 EX245-DY1:8.3 配線 - 20 -
4. 設定 4.1. コンフィグレーション 本 SI ユニットは複数のモジュールからなるモジュール型フィールド デバイスです 本 SI ユニットを PROFINET に接続するためには 使用する PROFINET 対応 IO コントローラ用のソフトウェアを用いてコンフィグレーションする必要があります 4.1.1. GSD ファイルとシンボルファイル SI ユニットを PROFINET 対応 IO コントローラにコンフィグレーションするためには 専用の GSD ファイル (XML 形式で記述された GSDML(General Station Description Markup Language)) が必要です この GSD ファイルは EX245 用の各種入出力モジュールを含むコンフィグレーションに必要な全ての情報を持っています また IO コントローラのソフトウェア上に EX245 のアイコンを表示するためには 専用のシンボルファイルが必要です GSD ファイルおよびシンボルファイルは下記のとおりです GSD ファイル :GSDML-V2.3*-SMC-EX245-SPN-********.xml シンボルファイル :GSDML-0083-0011-EX245.bmp 4.1.2. ヘッドモジュール GSD ファイルには下記 2 つのヘッドモジュールと 3 つの SI ユニットが含まれています EX245-SPN FX EX245-SPN Cu ヘッドモジュール 表. 4-1 ヘッドモジュール使用可能な SI ユニット EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A - 21 -
4.1.3. モジュール GSD ファイルには下記のモジュールが含まれています モジュール 表. 4-2 SI ユニットのモジュール占有バイト数設定可能なスロット Input Output ( 番号 / 名称 ) 詳細説明 Diagnostics type 1 4 バイト - 1 / Diagnostics 5.1.1 Diagnostics type 1 参照 Diagnostics type 1 shared 4 バイト - 1 / Diagnostics 5.1.1 Diagnostics type 1 表. 4-3 参照 Diagnostics type 2 4 バイト - 1 / Diagnostics 5.1.2 Diagnostics type 2 参照 Diagnostics type 2 shared 4 バイト - 1 / Diagnostics 5.1.2 Diagnostics type 2 表. 4-3 参照 16 Valves - 2 バイト 2 / Valves 6.3 バルブ用出力データ参照 16 Valves shared - 2 バイト 2 / Valves 6.3 バルブ用出力データ 表. 4-3 参照 32 Valves - 4 バイト 2 / Valves 6.3 バルブ用出力データ参照 32 Valves shared - 4 バイト 2 / Valves 6.3 バルブ用出力データ 表. 4-3 参照 EX245-DX1 2 バイト - 3..10 / module 1..8 7.4 センサ用入力データ参照 EX245-DX1 shared 2 バイト - 3..10 / module 1..8 7.4 センサ用入力データ 表. 4-3 参照 EX245-DY1-1 バイト 3..10 / module 1..8 8.4 出力機器用出力データ参照 EX245-DY1 shared - 1 バイト 3..10 / module 1..8 8.4 出力機器用出力データ 表. 4-3 参照 4.1.4. サブモジュール "shared" のついたサブモジュールは 同じスロットのモジュールのデータをコピーして入力データとして使用することができます 表. 4-3 SI ユニットのサブモジュール サブモジュール占有入力バイト数コピーするバイト数 Diagnostics type 1 (shared) Diagnostics type 2 (shared) 4 バイト 4 バイト 16 Valves (shared) 2 バイト 32 Valves (shared) 4 バイト EX245-DX1 (shared) EX245-DY1 (shared) 2 バイト 1 バイト 診断用の入力データ 4 バイト 5.1.1 Diagnostics type 1 参照 診断用の入力データ 4 バイト 5.1.2 Diagnostics type 2 参照 バルブ出力データ 2 バイト 6.3 バルブ用出力データ参照 バルブ出力データ 4 バイト 6.3 バルブ用出力データ参照 EX245-DX1 の入力データ 2 バイト 7.4 センサ用入力データ参照 EX245-DY1 の出力データ 1 バイト 8.4 出力機器用出力データ参照 - 22 -
4.1.5. コンフィグレーション手順 実際のマニホールドのレイアウトに従って 各モジュールを IO コントローラのソフトウェアでコンフィグレーションしてください また 必要であれば入力データ上のモジュールとして 診断データ "Diagnostics type" モジュールを割り付けることができます (5.1 入力データ上の診断参照 ) コンフィグレーションが実際のレイアウトと一致しない場合 IO コントローラへの接続は確立されません コンフィグレーション手順 : EX245-SPN1A を使用する場合 コンフィグレーションソフトウェア上のヘッドモジュール "EX245-SPN FX" を選択する EX245-SPN2A/EX245-SPN3A を使用する場合 "EX245-SPN Cu" を選択する 診断データを割り付ける場合 "Diagnostics type1" または "Diagnostics type2" のどちらかのモジュールを Diagnostics スロットに設定する "16 Valves" または "32 Valves" のどちらかのモジュールを Valves スロットに設定する "EX245-DX1" と "EX245-DY1" のモジュールを実際のレイアウトに従ってそれぞれの Module スロットに設定する ( 最大 8 モジュール ) コンフィグレーション例 Diagnostics スロット Diagnostics type 1 スロット名 実際のモジュール 構成上のモジュール 入力バイト数出力バイト数 Diagnositics - Diagnostics type 1 4 - Valves ダブルソレノイドバルブ 4 連 16 Valves - 2 Module 1 EX245-DX1 EX245-DX1 2 - Module 2 EX245-DX1 EX245-DX1 2 - Module 3 EX245-DX1 EX245-DX1 2 - Module 4 EX245-DY1 EX245-DY1-1 Module 5 EX245-DY1 EX245-DY1-1 図. 4-1 コンフィグレーション例 - 23 -
4.2. パラメータ 4.2.1. モジュールパラメータ モジュールパラメータ :Valves "16 Valves" は 下記のモジュールパラメータを有しています 表. 4-4 モジュールパラメータ "16 Valves" パラメータ設定値初期値内容 Valve Output 0 Valve Output 1 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to ON Hold last state Valve Output 15 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to OFF Force to OFF 通信エラー発生時のバルブ出力状態を設定します Force to OFF : 出力 OFF Force to ON : 出力 ON Hold last state : 出力保持 "32 Valves" は 下記のモジュールパラメータを有しています 表. 4-5 モジュールパラメータ "32 Valves" パラメータ設定値初期値内容 Valve Output 0 Valve Output 1 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to ON Hold last state Valve Output 31 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to OFF Force to OFF 通信エラー発生時のバルブ出力状態を設定します Force to OFF : 出力 OFF Force to ON : 出力 ON Hold last state : 出力保持 - 24 -
モジュールパラメータ :EX245-DX1 EX245-DX1 は 下記のモジュールパラメータを有しています 表. 4-6 モジュールパラメータ "EX245-DX1" パラメータ設定値初期値内容 Input filter Enable Disable Enable 入力データの変化を無視する時間を 全ての EX245-DX1 一括で設定します Enable :8 msec Disable: 入力フィルタなし モジュールパラメータ :EX245-DY1 EX245-DY1 は 下記のモジュールパラメータを有しています 表. 4-7 モジュールパラメータ "EX245-DY1" パラメータ設定値初期値内容 Digital Output 0 Digital Output 1 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to ON Hold last state Digital Output 7 Force to OFF Force to ON Hold last state Force to OFF Force to OFF Force to OFF 通信エラー発生時のデジタル出力状態を設定します Force to OFF : 出力 OFF Force to ON : 出力 ON Hold last state : 出力保持 - 25 -
4.2.2. 省エネモード (PROFIenergy) 全てのモジュールは PROFIenergy 用のモジュールパラメータを有しています SI ユニットは PROFIenergy 信号を受け取ると省エネモードに入ります 省エネモード中の LED 表示については 6.4.6 省エネモード (PROFIenergy) 中の LED 表示を参照してください パラメータ Valves output operation at pause 表. 4-8 "16/32 Valves" の PROFIenergy パラメータ 設定値 バルブへの電源供給 内容 出力値 Proceed ON バルブ動作に依存 Force to OFF( 初期値 ) OFF 0x00 固定 Hold last status 出力保持 パラメータ Sensor supply and input value at pause 表. 4-9 "EX245-DX1" の PROFIenergy パラメータ 設定値 Proceed Shut down, Clear value ( 初期値 ) Shut down, Hold last status スイッチ / センサへの電源供給 ON 入力値 内容 スイッチ / センサ動作に依存 OFF 0x00 固定 OFF 出力保持 EX245-DX1 の LED 表示 スイッチ / センサ動作に依存 パラメータ Digital output operation at pause 表. 4-10 "EX245-DY1" の PROFIenergy パラメータ 設定値 負荷への電源供給 出力値 内容 EX245-DY1 の LED 表示 Proceed ON 出力動作に依存出力動作に依存 Force to OFF ( 初期値 ) Hold last status OFF 0x00 固定 出力保持 OFF - 26 -
5. 診断 5.1. 入力データ上の診断 SI ユニットは 診断情報を入力データに割りつけることができます この診断情報は 入出力モジュールと同様にモジュールの扱いで コンフィグレーションソフトウェア上に 2 種類あります PROFINET IO コントローラ用ソフトウェアを用いて "Diagnostics type 1" または "Diagnostics type 2" を選択することにより 診断情報を入力データと同様にプログラミングすることが出来ます 5.1.1. Diagnostics type 1 表. 5-1 Diagnostics type 1 の概観 Byte 記述 0 General diagnostics 1 1 General diagnostics 2 2 Valve diagnostics 1 3 Valve diagnostics 2 General diagnostics 1 表. 5-2 General diagnostics 1 Bit 記述説明 0 System fault 0:Diagnostics type のエラーなし 1:Diagnostics type のエラーが 1 つ以上あり 1 Valve-coil(s) short circuit 0: バルブの過電流 ( ショート ) が発生していない 1:1 つ以上のバルブで過電流 ( ショート ) が発生している 2 Module error 3 Changed module layout 4 US1 Diagnostics 5 Reserved "0" 固定 6 Reserved "0" 固定 7 Reserved "0" 固定 0: モジュールのエラーなし 1:1 つ以上のモジュールでエラーが発生している 0: モジュールの離脱なし 1:1 つ以上のモジュールが離脱した 0:US1 電源 ON 状態 1:US1 電源の電圧低下状態 ( 約 DC19.2 V 以下 ) - 27 -
General diagnostics 2 表. 5-3 General diagnostics 2 Bit 記述 内容 0 Module 1 error 0:Module 1 にエラーなし 1:Module 1 にエラーあり 1 Module 2 error 0:Module 2 にエラーなし 1:Module 2 にエラーあり 2 Module 3 error 0:Module 3 にエラーなし 1:Module 3 にエラーあり 3 Module 4 error 0:Module 4 にエラーなし 1:Module 4 にエラーあり 4 Module 5 error 0:Module 5 にエラーなし 1:Module 5 にエラーあり 5 Module 6 error 0:Module 6 にエラーなし 1:Module 6 にエラーあり 6 Module 7 error 0:Module 7 にエラーなし 1:Module 7 にエラーあり 7 Module 8 error 0:Module 8 にエラーなし 1:Module 8 にエラーあり Valve diagnostics 1 表. 5-4 Valve diagnostics 1 Bit 記述内容 0 Valve 0, 1 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 1 Valve 2, 3 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 2 Valve 4, 5 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 3 Valve 6, 7 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 4 Valve 8, 9 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 5 Valve 10, 11 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 6 Valve 12, 13 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 7 Valve 14, 15 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 Valve diagnostics 2 表. 5-5 Valve diagnostics 2 Bit 記述 内容 0 Valve 16, 17 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 1 Valve 18, 19 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 2 Valve 20, 21 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 3 Valve 22, 23 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 4 Valve 24, 25 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 5 Valve 26, 27 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 6 Valve 28, 29 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 7 Valve 30, 31 diagnostics 0: エラーなし 1: 過電流 ( ショート ) 状態 - 28 -
5.1.2. Diagnostics type 2 表. 5-6 Diagnostics type 2 の概観 Byte 記述 0 General diagnostics 1 1 Valve diagnostics 1 2 General diagnostics 2 3 Valve diagnostics 2 General diagnostics 1 表. 5-7 General Diagnostics 1 Bit 記述内容 0 Maximum number of valves 0: バルブ出力最大 16 点またはバルブなし 1: バルブ出力最大 32 点 1 Valve coil(s) short circuit 0: バルブの過電流 ( ショート ) が発生していない 1:1 つ以上のバルブで過電流 ( ショート ) が発生している 2 US1 diagnostics 1 3 Reserved "0" 固定 7 Reserved "0" 固定 0:US1 電源 ON 状態 1:US1 電源の電圧低下状態 ( 約 DC19.2 V 以下 ) Valve diagnostics 1 表. 5-8 Valve diagnostics 1 Bit 記述 内容 0 Valve 0, 1 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 1 Valve 2, 3 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 2 Valve 4, 5 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 3 Valve 6, 7 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 4 Valve 8, 9 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 5 Valve 10, 11 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 6 Valve 12, 13 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 7 Valve 14, 15 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし - 29 -
General diagnostics 2 表. 5-9 General diagnostics 2 Bit 記述 内容 0 Module 1 diagnostics 0:Module 1 にエラーなし 1:Module 1 にエラーあり 1 Module 2 diagnostics 0:Module 2 にエラーなし 1:Module 2 にエラーあり 2 Module 3 diagnostics 0:Module 3 にエラーなし 1:Module 3 にエラーあり 3 Module 4 diagnostics 0:Module 4 にエラーなし 1:Module 4 にエラーあり 4 Module 5 diagnostics 0:Module 5 にエラーなし 1:Module 5 にエラーあり 5 Module 6 diagnostics 0:Module 6 にエラーなし 1:Module 6 にエラーあり 6 Module 7 diagnostics 0:Module 7 にエラーなし 1:Module 7 にエラーあり 7 Module 8 diagnostics 0:Module 8 にエラーなし 1:Module 8 にエラーあり Valve diagnostics 2 表. 5-10 Valve diagnostics 2 Bit 記述内容 0 Valve 16, 17 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 1 Valve 18, 19 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 2 Valve 20, 21 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 3 Valve 22, 23 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 4 Valve 24, 25 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 5 Valve 26, 27 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 6 Valve 28, 29 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし 7 Valve 30, 31 diagnostics 0: 過電流 ( ショート ) 状態 1: エラーなし - 30 -
5.2. 光通信ケーブルのメンテナンス診断 EX245-SPN1A は通信ポートをモニタ設定すると 光ケーブルを用いた通信の通信強度の低下を検知してメンテナンスアラームを出すことができます SI ユニットの FO LED が点滅したときの通信強度の余裕度は 0~2 db で FO LED が点灯したときの余裕度は 0 db を表します (6.4.5 FO LED 参照 ) 光通信ケーブルのメンテナンスアラームが発生した場合 以下の順序で点検 確認を行ってください 確認例 (FO1 が点灯した場合 ) 2 他通信装置 3 EX245-SPN1A 他通信装置 ポート FO1: ON FO2: OFF ポート 1 ポート 2 ポート 1 手順 1: ポート 1 が接続されている 1 の光ケーブルの確認または交換を行い 通信強度を再確認します 手順 2:1 の光ケーブルで繋がっている 2 相手の通信装置の状態を確認し 通信強度を再確認します 手順 3:3SI ユニット EX245-SPN1A を交換して 通信強度を再確認します - 31 -
6. SI ユニット 6.1. 製品各部の名称 EX245-SPN1A EX245-SPN2A 図. 6-1 EX245-SPN1A/SPN2A 製品各部の名称 - 32 -
EX245-SPN3A 図. 6-2 EX245-SPN3A 製品各部の名称 - 33 -
6.2. 仕様 表. 6-1 仕様表 項目 仕様 EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A 一般仕様サイズ (W L H)mm 85 127.5 89.5 85 147.7 89.5 質量 465 g 540 g 筐体材質 PBT 最大接続モジュール数 8 最大デジタル入力点数 128 最大デジタル出力点数 64( バルブ用出力を除く ) 電気仕様内部消費電流 (US1 電源 ) 300 ma 以下 200 ma 以下 逆接保護 内蔵 (US1/US2) 電源コネクタ XD1/XD2 間最大渡し電流 16 A 6 A 電源電圧範囲 DC24 V +20%/-15% US1 電圧低下検出 約 DC19.2 V 最大供給電流 合計 6 A 電源電圧範囲 最大 1.2 V(DC24 V 時 ) US2 最大供給電流 4 A バルブ用電源の電圧降下 最大 1.2 V(DC24 V 時 ) 絶縁 US1-US2 間で内部絶縁 バルブ出力仕様 JSY シリーズ JSY300 JSY5000 対応シリーズ SY シリーズ SY3000 SY5000 VQC シリーズ VQC2000 VQC4000 出力点数 32 点 接続負荷 DC24 V,1 W 以下のサージ電圧保護回路付きソレノイドバルブ ( 当社製 ) 出力形式 PNP( マイナスコモン ) 保護機能 過電流保護回路内蔵 検知機能 過電流検知回路内蔵 注記 7/8 インチ (5 ピン, プラグ ) コネクタの最大許容電流は 10 A です そのため例えば EX245-SPN3A 内部で 4 A 使用し 電源コネクタ XD1/XD2 間に 6 A を渡すことができます - 34 -
通信仕様 バスプロトコル名 項目 表. 6-2 仕様表 ( 続き ) 仕様 EX245-SPN1A EX245-SPN2A EX245-SPN3A PROFINET I/O コンフォーマンスクラス クラス C(IRT スイッチ機能のみ ) 高速立ち上げ (FSU) 機能 (FSU:Fast Start Up) Yes MRP 機能 (MRP:Media Redundancy Protocol) Yes MRPD 機能 (MRPD:Media Redundancy for Planned Duplication) Shared device 機能 省エネモード (PROFIenergy) Web サーバー機能 FW アップデート機能 セキュリティレベル 1 のネットロードクラス Ⅲ 光通信ケーブルのメンテナンス診断機能 Vendor ID Device ID GSD ファイル Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes - 0083h 0011h GSDML-V2.3*-SMC-EX245-SPN-********.xml - 35 -
6.3. バルブ用出力データ SI ユニットは バルブ 16 点出力用モジュール "16 Valves" とバルブ 32 点出力用モジュール "32 Valves" の 2 種類のモジュールを準備しています それぞれのモジュールは 2 バイトおよび 4 バイトの出力データを占有します また 出力の割り付けは D 側のバルブから順に 0 1 2 最大 31 と割り当てられます Byte 出力データ 16 Valves 32 Valves 0 Valve coils 0-7 Valve coils 0-7 1 Valve coils 8-15 Valve coils 8-15 2 Valve coils 16-23 3 Valve coils 24-31 図. 6-3 バルブ用出力データ - 36 -
6.4. LED 表示 LED 表示は SI ユニットの上部にあり 電源供給状態 通信状態 診断状態などを表示します LINK/ACK LED および FO LED の表示は 左側がポート 1(XF1) 右側がポート 2(XF2) を表します EX245-SPN1A EX245-SPN2A/EX245-SPN3A 表示内容色 SF システムフォルト赤 BF バスフォルト赤 US1 制御 / 入力用電源緑 US2 出力 / バルブ用電源緑 LINK/ACT LINK LED と ACT LED の組み合わせ LINK LED( 緑 ):EtherNet 系の通信ステータス ACT LED( 橙 ) : データ送受信ステータス FO 光通信の通信強度診断橙 図. 6-4 SI ユニットの LED 表示 緑 / 橙 - 37 -
6.4.1. SF LED/BF LED 表. 6-3 SF LED/BF LED SF BF 内容 OFF OFF SI ユニットが正常動作中 ( エラーなしで IO コントローラと通信している状態 ) ON --- 以下のいずれかが発生している状態 US1 電源電圧が低下している ( 約 DC19.2 V 以下 ) バルブもしくは接続されているモジュールが短絡している 接続されているモジュールが離脱した --- ON 交互点滅 (1Hz) SF ON SF OFF BF OFF BF ON 同時点滅 (1Hz) SF ON SF OFF BF ON BF OFF 以下のいずれかが発生している状態 IO コントローラへ接続されていないか 接続が切断されている Device name に誤りがある IP アドレスが設定されていないか 誤りがある GSD ファイルに誤りがある IO コントローラのコンフィグレーションデータと実際の接続が異なる 以下のいずれかが発生している状態 SI ユニットが FW アップデート中 SI ユニットが Web サーバー機能による強制出力モード中 SI ユニットの FW アップデート失敗 6.4.2. US1 LED 表. 6-4 US1 LED US1 内容 OFF US1 電源が OFF 状態点滅 (1 Hz) US1 電源が ON 状態で許容電圧以下の状態 ( 約 DC19.2 V 以下 ) ON US1 電源が ON 状態 6.4.3. US2 LED US2 OFF ON US2 電源が OFF 状態 US2 電源が ON 状態 表. 6-5 US2 LED 内容 - 38 -
6.4.4. LINK/ACT LED 表. 6-6 LINK/ACT LED LINK/ACT 1/2 緑 ON 緑 OFF 橙 ON 橙 OFF 緑点滅 (1Hz) 内容通信ポート 1/2(XF1/XF2) が Ethernet に接続されている通信ポート 1/2(XF1/XF2) が Ethernet に接続されていない通信ポート 1/2(XF1/XF2) が Ethernet データの送受信をしている通信ポート 1/2(XF1/XF2) が Ethernet データの送受信をしていない Flash LED 要求時 6.4.5. FO LED 表. 6-7 FO LED FO 1/2 OFF 点滅 (1 Hz) ON 異常なし光通信の通信強度の余裕度が 2dB 以上 光通信の通信強度の余裕度が 0~2dB 光通信の通信強度の余裕度が 0dB 内容 注記 FO LED は通信ポートをモニタ設定すると 光通信ケーブルのメンテナンスアラームの状態を表示します (5.2 光通信ケーブルのメンテナンス診断参照 ) 6.4.6. 省エネモード (PROFIenergy) 中の LED 表示 表. 6-8 省エネモード (PROFIenergy) 中の LED 表示 LED LINK/ACT FO SF BF US1 US2 OFF OFF OFF OFF 0.5 sec ON 3 sec OFF OFF 表示 注記 PROFIenergy のモジュールパラメータについては 4.2.2 省エネモード (PROFIenergy) を参照してください - 39 -
6.5. ブロック図 下記に SI ユニットのブロック図を示します 図. 6-5 EX245-SPN1A ブロック図 - 40 -
図. 6-6 EX245-SPN2A ブロック図 - 41 -
図. 6-7 EX245-SPN3A ブロック図 - 42 -
7. デジタル入力モジュール EX245-DX1 7.1. 製品各部の名称 図. 7-1 EX245-DX1 製品各部の名称 - 43 -
7.2. 仕様 表. 7-1 EX245-DX1 仕様 項目 仕様 一般仕様 サイズ (W L H)mm 54 120 61 質量 265 g 筐体材質 ナイロン PBT 電気仕様 電気仕様 DC24 V 供給電源 最大 1.6 V 内部消費電流 50 ma 以下 入力コネクタ 8 M12(5 ピン, ソケット ) コネクタ (2 点 / コネクタ ) 過電圧保護 過電圧保護回路内蔵 US1 電源 DC28 V 以上 過電流保護 過電流保護回路内蔵 コネクタあたりの最大センサ供給電流 最大 0.5 A モジュールあたりの最大センサ供給電流 最大 2 A 入力状態表示 入力 1 点単位 過電流状態表示 コネクタ単位 入力仕様 入力点数 16 点 入力形式 PNP ON 電圧 11~30 V OFF 電圧 -3~5 V 許容残留電流 最大 1.5 ma ON 電流 Typ. 4.5 ma - 44 -
7.3. 配線 注意 SI ユニットや入出力機器が破損したり 誤動作したりする可能性がありますので 全ての電源を OFF にしてから配線作業を行ってください 保護構造 IP65 のために コネクタやモジュール間の取り付けおよび設置は確実に行ってください 保護構造 IP65 のために 使用しないコネクタには防水キャップを取り付けてください 入力コネクタ M12(5 ピン, ソケット ) コネクタのピン配列を下記に示します 表. 7-2 EX245-DX1 入力コネクタのピン配列 ピン番号内容コネクタ形状 (TOP View) 1 24 V 2 DI( 入力信号 "n+1") 3 0 V(US1) 4 DI( 入力信号 "n") 5 FE/ シールド 1 2 5 4 3 7.4. センサ用入力データ EX245-DX1 は 入力データ 2 バイトを占有します 入力のコネクタ位置とデータ割り当ての関係を下表に示します 表. 7-3 入力コネクタと入力データ コネクタ位置 コネクタ番号 X0 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 2 番ピン Bit 1 Bit 3 Bit 5 Bit 7 Bit 9 Bit 11 Bit 13 Bit 15 入力信号 4 番ピン Bit 0 Bit 2 Bit 4 Bit 6 Bit 8 Bit 10 Bit 12 Bit 14-45 -
7.5. LED 表示 EX245-DX1 上の LED( 下記 16 個 ) で 各入力 ( 入力信号 0~15) の状態を表示します 0~15 OFF 緑 ON 赤 ON 内容センサからの入力信号が OFF の状態センサからの入力信号が ON の状態過電流 ( ショート ) が発生している状態 図. 7-2 EX245-DX1 の LED 表示 - 46 -
7.6. ブロック図 下記に EX245-DX1 のブロック図を示します 図. 7-3 EX245-DX1 ブロック図 - 47 -
8. デジタル出力モジュール EX245-DY1 8.1. 製品各部の名称 図. 8-1 EX245-DY1 製品各部の名称 - 48 -
8.2. 仕様 一般仕様 項目 表. 8-1 EX245-DY1 仕様 サイズ (W L H)mm 54 120 61 質量 筐体材質 電気仕様 供給電源 SI ユニットの US2 電源から出力機器用供給電源の電圧低下値 内部消費電流 255 g ナイロン PBT DC24 V 最大 1.6 V 50 ma 以下 出力コネクタ 4 M12(5 ピン, ソケット ) コネクタ (2 点 / コネクタ ) 過電圧保護 過電流保護 Output current per output Output current per module 入力状態表示 過電流状態表示 デジタル出力 出力点数 8 出力形式 仕様 過電圧保護回路内蔵 US2 電源 DC28 V 以上 過電流保護回路内蔵 最大 0.5 A 最大 2 A 出力 1 点単位 出力 1 点単位 PNP - 49 -
8.3. 配線 注意 SI ユニットや入出力機器が破損したり 誤動作したりする可能性がありますので 全ての電源を OFF にしてから配線作業を行ってください 保護構造 IP65 のために コネクタやモジュール間の取り付けおよび設置は確実に行ってください 保護構造 IP65 のために 使用しないコネクタには防水キャップを取り付けてください 入力コネクタ M12(5 ピン, ソケット ) コネクタのピン配列を下記に示します 表. 8-2 EX245-DY1 入力コネクタのピン配列 ピン番号内容コネクタ形状 (TOP View) 1 N.C. 2 DO( 出力信号 "n+1") 3 0 V( バルブ / 出力機器用 ) 4 DO( 出力信号 "n") 5 FE/ シールド 1 2 5 4 3 8.4. 出力機器用出力データ EX245-DY1 は 出力データ 1 バイトを占有します 出力のコネクタ位置とデータ割り当ての関係を下表に示します 表. 8-3 出力コネクタと出力データ コネクタ位置 コネクタ番号 X0 X1 X2 X3 2 番ピン Bit 1 Bit 3 Bit 5 Bit 7 出力信号 4 番ピン Bit 0 Bit 2 Bit 4 Bit 6-50 -
8.5. LED 表示 EX245-DY1 上の LED( 下記 8 個 ) で 各出力 ( 出力信号 0~7) の状態を表示します 0~7 OFF 緑 ON 赤 ON 内容出力機器への出力信号が OFF の状態出力機器への出力信号が ON の状態過電流 ( ショート ) が発生している状態 図. 8-2 EX245-DY1 の LED 表示 - 51 -
8.6. ブロック図 下記に EX245-DY1 のブロック図を示します 図. 8-3 EX245-DY1 ブロック図 - 52 -
9. エンドプレート EX245-EA2-1/2/3/4/5 9.1. 製品各部の名称 図. 9-1 EX245-EA2-1 製品各部の名称 図. 9-2 EX245-EA2-2 製品各部の名称 - 53 -
図. 9-3 EX245-EA2-3 製品各部の名称 図. 9-4 EX245-EA2-4 製品各部の名称 - 54 -
図. 9-5 EX245-EA2-5 製品各部の名称 - 55 -
9.2. 仕様 表. 9-1 EX245-EA2-1 仕様項目サイズ (W L H)mm 28.6 120 61.5 質量 120 g 筐体材質ナイロン 内容 表. 9-2 EX245-EA2-2 仕様項目サイズ (W L H)mm 14 120 61.5 質量 85 g 筐体材質ナイロン 内容 注記 EX245-EA2-2 は特注ブラケット用のエンドプレートです 付属品のプラスナベ小ねじでブラケットを取り付けてください (3 6 推奨トルク値 :0.8±0.05 N m) 表. 9-3 EX245-EA2-3 仕様項目サイズ (W L H)mm 27.6 120 61.5 質量 120 g 筐体材質ナイロン 内容 表. 9-4 EX245-EA2-4 仕様項目サイズ (W L H)mm 28.6 160 61.5 質量 150 g 筐体材質ナイロン 内容 表. 9-5 EX245-EA2-5 仕様 Item サイズ (W L H)mm 27.6 120 61.5 質量 120 g 筐体材質ナイロン 内容 - 56 -
10. アクセサリー 10.1. マーカー マーカーは入出力モジュール (EX245-DX1 EX245-DY1) に使用できます 1 シートあたり 88 個入りです 品番 :EX600-ZT1 図. 10-1 マーカー (EX600-ZT1) - 57 -
10.2. Y 型分岐コネクタ Y 型分岐コネクタは入出力モジュール (EX245-DX1 EX245-DY1) に使用できます Y 型分岐コネクタには以下の 2 種類があります 2 M12-M12 2 M8-M12 品番 :PCA-1557785 品名 :Y 型分岐コネクタ (2 M12-M12) 図. 10-2 Y 型分岐コネクタ (PCA-1557785) - 58 -
品番 :PCA-1557798 品名 :Y 型分岐コネクタ (2 M8-M12) 図. 10-3 Y 型分岐コネクタ (PCA-1557798) - 59 -
10.3. 防水キャップ 品番 :EX9-AWTS 品名 : 防水キャップ (M12 コネクタソケット用 10 個入り ) 防水キャップ (M12 コネクタソケット用 ) は SI ユニット EX245-SPN3A と入出力モジュール (EX245-DX1 EX245-DY1) に使用できます 保護構造 IP65 のために 使用しないコネクタには防水キャップを取り付けてください 注記 図. 10-4 防水キャップ (EX9-AWTS) 防水キャップの取り付けの推奨トルク値は 0.2 Nm です EX245-SPN3A は工場出荷時 防水キャップ (M12 コネクタソケット用 ) が PROFINET 通信ポート 2(XF2) に 1 個接続されています - 60 -
品番 :EX245-AWP 品名 : 防水キャップ ( プッシュプルコネクタ (24 V) 10 個入り ) 防水キャップ ( プッシュプルコネクタ (24 V) 用 ) は EX245-SPN1A と EX245-SPN2A に使用できます 保護構造 IP65 のために 使用しないコネクタには防水キャップを取り付けてください 図. 10-5 防水キャップ (EX245-AWP) 品番 :EX245-AWC 品名 : 防水キャップ ( プッシュプルコネクタ (SCRJ/RJ45) 10 個入り ) 防水キャップ ( プッシュプルコネクタ (SCRJ/RJ45) 用 ) は EX245-SPN1A と EX245-SPN2A に使用できます 保護構造 IP65 のために 使用しないコネクタには防水キャップを取り付けてください 注記 図. 10-6 防水キャップ (EX245-AWC) EX245-SPN1A と EX245-SPN2A は工場出荷時 防水キャップ 2 種 ( プッシュプルコネクタ (24 V) 用とプッシュプルコネクタ (SCRJ/RJ45) 用 ) が 2 個ずつ接続されています - 61 -
10.4. ジョイントパック ジョイントパックは " ジョイントアセンブリ "1 個と " モジュラアダプタアセンブリ "2 個のセットです 品番 :EX245-ZJP 品名 : ジョイントパック ジョイントアセンブリ モジュラアダプタアセンブリ 図. 10-7 ジョイントパック (EX245-ZJP) 注記 ジョイントパックは EX245-DX1 と EX245-DY1 と EX245-EA2-1/2/3/4/5 に 1 セット付属されます ジョイントパックの取り付けについては 3.1.2 モジュールとの接続を参照してください - 62 -
11. 外観寸法 11.1. 入出力モジュールマニホールド寸法 図. 11-1 入出力モジュールマニホールド寸法 注記 図. 11-1 はエンドプレート EX245-EA2-1 を使用したときの図です 入出力モジュールを接続したときのマニホールド寸法は以下の通りです バルブマニホールド側は 該当するバルブシリーズの取扱説明書を参照してください 表. 11-1 EX245-SPN1A/SPN2A/SPN3A マニホールドの長さ寸法 n 0 1 2 3 4 5 6 7 8 L 113.6 167.6 221.6 275.6 329.6 383.6 437.6 491.6 545.6 例 :L = 54n + 113.6( モジュール 8 台 ) 単位 mm - 63 -
12. トラブルシューティング 12.1. EX245-SPN1A/SPN2A/SPN3A 表. 12-1 通信関連のトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 BF LED が点灯している LINK/ACT LED が消灯している BF LED が点灯している LINK/ACT LED が点灯している SI ユニットが Ethernet ネットワークに接続されていません SI ユニットが Ethernet ネットワークに接続されていますが 以下のいずれかの問題が発生しています PROFINET 通信が存在しません IO コントローラに問題があります Device name 設定に誤りがあります GSD ファイルに誤りがあります コンフィグレーション上の設定と実際のレイアウトが異なります 接続されている通信ケーブルを確認してください --- 接続されている通信ケーブルを確認してください PROFINET 通信に接続してください IO コントローラを確認してください コンフィグレーション上の設定と SI ユニットの Device name 情報を確認してください 正しい GSD ファイルが設定されているか確認してください 実際のレイアウトに合わせてコンフィグレーションしてください 表. 12-2 SF LED 表示に関係するトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 SF LED が点灯している US1 電源電圧が低下しています ( 約 DC19.2 V 以下 ) バルブコイルか入出力モジュールに短絡が発生しています 接続されている入出力モジュールが離脱しています SI ユニットに供給されている US1 電源電圧を確認してください 配線上の電圧降下を加味して電圧を供給してください 該当のバルブもしくは入出力モジュールを確認してください 接続されている入出力モジュールを確認してください 表. 12-3 SF/BF LED 表示に関係するトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 SF/BF LED が交互点滅している SF/BF LED が同時点滅している SI ユニットが FW アップデート中です --- SI ユニットが Web サーバー機能による強制出力モード中です SI ユニットが FW アップデートに失敗しました --- もう一度 FW アップデートをしてください - 64 -
表. 12-4 US1/US2 LED 表示に関係するトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 3 US1 LED が消灯している US1 LED が点滅している US2 LED が消灯している 電源の配線に誤りがあります US1 電源が供給されていません US1 電源電圧が低下しています ( 約 DC19.2 V 以下 ) 電源の配線に誤りがあります US2 電源が供給されていません 電源ケーブルを確認してください 電源の配線とピン番号を確認してください SI ユニットに供給されている US1 電源電圧を確認してください 配線上の電圧降下を加味して電圧を供給してください SI ユニットに供給されている US2 電源電圧を確認してください 配線上の電圧降下を加味して電圧を供給してください 電源ケーブルを確認してください 電源の配線とピン番号を確認してください SI ユニットに供給されている US2 電源電圧を確認してください 配線上の電圧降下を加味して電圧を供給してください 表. 12-5 バルブの動作不具合のトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 バルブが操作できない バルブマニホールドの取り付けに誤りがあります バルブに故障があります US2 電源が供給されていません SI ユニットとバルブマニホールドの接続状態を確認してください バルブの状態を確認してください SI ユニットに供給されている US2 電源電圧を確認してください 電源配線とピン番号を確認してください 表. 12-6 FO LED 表示に関係するトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 FO1 LED もしくは FO2 LED が点滅している FO1 LED もしくは FO2 LED が点灯している ポート 1 もしくはポート 2 の光ケーブル通信強度の余裕度が 0~2dB です ポート 1 もしくはポート 2 の光ケーブル通信強度の余裕度が 0dB です 光通信ケーブルを確認してください 光通信ケーブルを確認してください - 65 -
12.2. EX245-DX1 表. 12-7 EX245-DX1 のトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 スイッチ / センサの出力信号を読み取れない LED 表示が赤色点灯している スイッチ / センサの配線に誤りがあります US1 電源が供給されていません スイッチ / センサに不具合があります 入力コネクタの "1 番ピン :24 V" と "3 番ピン :0 V" が短絡しています 配線を確認してください SI ユニットに供給されている US1 電源電圧を確認してください 電源配線とピン番号を確認してください 接続されているスイッチ / センサを確認してください 接続されているスイッチ / センサを確認してください 電源ケーブルを確認してください 電源の配線とピン番号を確認してください 12.3. EX245-DY1 表. 12-8 EX245-DY1 のトラブル No. トラブル現象トラブル内容推定原因原因の調査方法と対策 1 2 デジタル出力が出力されない LED 表示が赤色点灯している デジタル出力に接続されている装置の配線に誤りがあります US2 電源が供給されていません デジタル出力に接続されている装置に不具合があります 出力コネクタの "2/4 番ピン : 出力信号 " と "3 番ピン :0 V" が短絡しています 配線を確認してください SI ユニットに供給されている US2 電源電圧を確認してください 電源配線とピン番号を確認してください 接続されている装置を確認してください 接続されているスイッチ / センサを確認してください 電源ケーブルを確認してください 電源の配線とピン番号を確認してください - 66 -
改訂履歴 注この内容は予告なしに変更する場合がありますので あらかじめご了承ください 2019 SMC Corporation All Rights Reserve.
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